『5分後に意外な結末』シリーズには非常に多くの短編が収録されているため、子どもの頃に読んだ一場面だけを覚えていても、作品タイトルまで思い出せないことがあります。特に「主人公が密室に閉じ込められる」「スピーカーから質問され続ける」「命がかかったゲームをさせられる」といった記憶がある場合、有力な候補として挙げられるのが「密室ゲーム」です。
この作品は桃戸ハル・橘つばさによる短編で、2018年刊行の『5分後に意外な結末ex エメラルドに輝く風景』に収録されています。さらに後には講談社文庫版の『5分後に意外な結末 ベスト・セレクション』にも再収録され、2022年にはテレビドラマ化もされました。
「閉ざされた部屋」「スピーカー越しの声」「主人公が質問へ答える」「嘘をつくと命に関わる」という記憶は、公式に確認できる「密室ゲーム」のあらすじと非常によく一致します。一方、「最後に白い粉や煙を浴びて全身の感覚がなくなる」という細部については、公開されている公式あらすじだけでは確認できないため、記憶が別の描写と混ざっている可能性も含めて整理する必要があります。
- 最も有力な作品タイトルは「密室ゲーム」
- スピーカーから執拗に質問されるという記憶も一致する
- 質問に正直に答えないと命に関わるゲーム
- 原作では2018年の『エメラルドに輝く風景』に収録
- 『エメラルドに輝く風景』では82~98ページ付近
- 講談社文庫の『ベスト・セレクション』にも再収録されている
- 収録巻を整理すると2冊が確認しやすい
- 2022年にはテレビドラマにもなった
- 主人公の設定は「人気俳優」
- 作品の中心は「過去に何をしたのか」を暴かれること
- 「白い粉・煙・ガス」の記憶だけは慎重に判断したい
- 子どもの頃の記憶では「粉」「煙」「ガス」が入れ替わることもある
- 「密室ゲーム」である可能性が高い理由を比較
- 「密室ゲーム」と似たタイトルの作品との混同に注意
- 最初に確認するなら『エメラルドに輝く風景』がおすすめ
- 見つからなければ講談社文庫版も確認する
- 映像版は原作確認の補助として便利
- 作者は桃戸ハル・橘つばさ
- 検索するときは作品名を引用符で囲む
- シリーズ公式サイトでも過去作品を確認できる
- 結末を思い出したい場合は原作で再確認するのが最も確実
- 似た記憶を探す際は「設定の組み合わせ」が重要
- まとめ:探している作品は「密室ゲーム」である可能性が非常に高い
最も有力な作品タイトルは「密室ゲーム」
「密室ゲーム」は、『5分後に意外な結末』シリーズに収録されたショートショートです。作者は桃戸ハルさんと橘つばささんです。
2022年に放送されたテレビドラマ版『5分後に意外な結末』でも映像化されており、読売テレビの公式あらすじでは、人気俳優・鷲見善弘が「閉ざされた異質な空間」で目を覚ますところから物語が始まります。[参照:読売テレビ『5分後に意外な結末』]
部屋には黒いスピーカーがあり、そこから加工された声が流れます。この時点で、「部屋に監禁されていて、スピーカーのようなものから声が聞こえた」という記憶とかなり強く一致します。
スピーカーから執拗に質問されるという記憶も一致する
ドラマ公式サイトによると、謎の声は鷲見へ「人生を賭けたゲーム」をすると告げます。そのルールは、出される質問へ正直に答えることです。
具体例として、「自分の成功のために他人を陥れたことがあるか」と質問され、主人公が否定すると、声から本当にそうなのかと追及されます。[参照:読売テレビ公式ストーリー]
つまり、「一人きりの部屋で、正体不明の相手から何度も質問される」という構造は「密室ゲーム」そのものです。この一致度だけでも、探している作品である可能性はかなり高いと考えられます。
質問に正直に答えないと命に関わるゲーム
「密室ゲーム」の怖さは、単なる心理テストではなく、主人公の命がかかっているところにあります。
スピーカーの声は、質問へ正直に答えなければ命に関わると告げます。主人公は当初ドッキリなどを疑いますが、次第に自分の過去を追及されていきます。
そのため作品全体は明るい雰囲気ではなく、閉鎖空間の圧迫感と過去の罪が少しずつ明らかになっていく、かなり暗いサスペンスになっています。「終始暗かった」という記憶ともよく合います。
原作では2018年の『エメラルドに輝く風景』に収録
「密室ゲーム」が収録されていることを確認できる代表的な本が、『5分後に意外な結末ex エメラルドに輝く風景』です。
石川県立図書館の書誌情報では、本書は2018年8月刊行、ISBNは978-4-05-204645-2で、全30話の収録作品一覧に「密室ゲーム」が明記されています。[参照:石川県立図書館]
楽天ブックスの目次でも、「ロボットの銀行強盗」の次、「使えない部下」の前に「密室ゲーム」が収録されていることを確認できます。[参照:楽天ブックス]
『エメラルドに輝く風景』では82~98ページ付近
茨城県立図書館の詳細な内容細目では、『5分後に意外な結末ex エメラルドに輝く風景』の9番目の作品として「密室ゲーム」が掲載されています。
ページは82~98ページで、作者は桃戸ハル・橘つばさと記録されています。[参照:茨城県立図書館]
昔読んだ本を図書館で確認したい場合は、このページ付近を直接開けば比較的早く確認できます。
講談社文庫の『ベスト・セレクション』にも再収録されている
「密室ゲーム」は、学研版だけでなく、2019年刊行の講談社文庫『5分後に意外な結末 ベスト・セレクション』にも収録されています。
同書では全22編のうち15番目が「密室ゲーム」です。図書館の書誌では157~173ページに収録されていることが確認できます。[参照:大和市立図書館]
楽天ブックスやCiNii Booksでも、「密室ゲーム」が目次に含まれていることが確認できます。[参照:楽天ブックス][参照:CiNii Books]
収録巻を整理すると2冊が確認しやすい
| 書籍 | 刊行 | 「密室ゲーム」の位置 |
|---|---|---|
| 5分後に意外な結末ex エメラルドに輝く風景 | 2018年 | 9話目・82~98ページ |
| 5分後に意外な結末 ベスト・セレクション | 2019年 | 15話目・157~173ページ |
小学生の頃に学校や図書館で読んだのであれば、時期によっては『エメラルドに輝く風景』の可能性が高いでしょう。ただし後からベスト版で読んでいた可能性もあります。
2022年にはテレビドラマにもなった
「密室ゲーム」は、2022年10月6日放送のドラマ『5分後に意外な結末』でEpisode06として映像化されています。
主人公・鷲見善弘を前川泰之さんが演じました。Apple TVのエピソード紹介でも、鷲見が閉ざされた空間で目を覚まし、黒いスピーカーから声を掛けられるという導入が確認できます。[参照:Apple TV]
原作が手元にない場合、映像版のあらすじや場面写真を見ることで「これだった」と記憶を確認できる可能性があります。
主人公の設定は「人気俳優」
ドラマ版では主人公は人気俳優の鷲見善弘です。謎の人物から質問を受けるうちに、現在の成功の裏側にある過去が徐々に浮かび上がってきます。
例えば20年前、別の役者が主役として演出家と話している様子を、鷲見が嫉妬しながら見ていた記憶が呼び起こされます。
「監禁されて質問されることしか覚えていない」という場合、主人公が俳優だったかどうかを思い返してみると、さらに特定しやすくなります。
作品の中心は「過去に何をしたのか」を暴かれること
質問はランダムなクイズではありません。主人公がこれまでの人生で犯してきた行為を確認するような内容になっています。
本人が嘘をついたり認めようとしなかったりすると、過去の出来事が突き付けられていきます。そのため、ストーリーの構造は尋問にかなり近いものです。
「スピーカーからしつこく質問された」という印象が強く残っているのは、この尋問形式が物語のほぼ全体を占めるためでしょう。
「白い粉・煙・ガス」の記憶だけは慎重に判断したい
今回の記憶の中で、「密室ゲーム」と完全には照合できていないのが、最後に天井付近から白い粉・煙・ガスのようなものが出て、主人公の感覚がなくなるという部分です。
公開されている読売テレビ公式あらすじは物語の結末を伏せているため、この細部までは掲載されていません。また図書館の目次情報だけでも当然確認できません。
そのため、この部分だけを根拠に「100%密室ゲームである」と断定するのは慎重であるべきです。ただし、密室・スピーカー・質問・命がかかったゲームという複数の特徴がすべて一致する作品は非常に限られるため、現時点では「密室ゲーム」が最有力候補です。
子どもの頃の記憶では「粉」「煙」「ガス」が入れ替わることもある
昔読んだ物語では、視覚的に想像した場面と本文に実際に書かれていた内容が混ざることがあります。
例えば本文に「白い気体」「霧のようなもの」「天井から噴き出す何か」と書かれていた場合、何年も経つうちに「白い粉だった」と記憶が置き換わることがあります。
逆に、「感覚がなくなっていく」という記憶が別の短編と混ざっている可能性もあります。そのため特定では、一つの細部より複数の構造的特徴を重視するほうが確実です。
「密室ゲーム」である可能性が高い理由を比較
| 覚えている特徴 | 「密室ゲーム」との一致 |
|---|---|
| 主人公が部屋に監禁されている | 非常に強く一致 |
| 部屋から出られない | 一致 |
| スピーカーから声が聞こえる | 完全に一致 |
| 執拗に質問される | 完全に一致 |
| 質問へ正直に答えるルール | 一致 |
| 命がかかっている | 一致 |
| 暗く不気味な雰囲気 | 一致 |
| 白い粉・煙・ガス | 公開情報では未確認 |
7項目のうち主要な設定がほぼ一致しているため、候補としてはかなり強いと言えます。
「密室ゲーム」と似たタイトルの作品との混同に注意
『5分後に意外な結末』シリーズには「密室殺人」という別作品も存在します。
例えば『5分後に意外な結末ex チョコレート色のビターエンド』には「密室殺人」という作品が収録されています。[参照:Gakken]
ただしこちらはタイトルが似ているだけで、「閉鎖空間でスピーカーから質問を受ける」という公式に確認できる特徴は「密室ゲーム」のほうです。探す際はタイトルを取り違えないようにしましょう。
最初に確認するなら『エメラルドに輝く風景』がおすすめ
昔、小学校の図書館などで読んだ記憶を確かめたいなら、『5分後に意外な結末ex エメラルドに輝く風景』を確認するのが最も分かりやすいでしょう。
同書は2018年発売で、「密室ゲーム」は82~98ページに収録されています。図書館で借りれば、最初から全編を探す必要はありません。
表紙を見て「あ、この本だった」と思い出すケースもあるため、書影も特定の重要な手掛かりになります。
見つからなければ講談社文庫版も確認する
『エメラルドに輝く風景』の表紙に見覚えがなくても、作品自体が違うとは限りません。
「密室ゲーム」は講談社文庫の『5分後に意外な結末 ベスト・セレクション』にも入っています。こちらは2019年10月刊行で、232ページの文庫です。[参照:楽天ブックス]
学校では複数版が置かれていることもあるため、読んだ年代によってどちらだったかが変わります。
映像版は原作確認の補助として便利
2022年のドラマ版では、「密室ゲーム」が約5分のショートドラマとして映像化されています。
映像化にあたって演出上の変更がある可能性はありますが、「部屋」「黒いスピーカー」「質問」という作品の基本構造を映像で確認できます。
原作の文章を読んでピンと来ない場合でも、場面の雰囲気を見れば昔頭の中で想像していた光景と結び付く可能性があります。
作者は桃戸ハル・橘つばさ
図書館の書誌情報やCiNiiでは、「密室ゲーム」の作者は桃戸ハル・橘つばさと記録されています。[参照:CiNii Books]
『5分後に意外な結末』シリーズは、一冊の中に複数の作家による作品や古典作品の翻案などが収録されるアンソロジー形式です。そのため「シリーズの作者=すべて同じ人」とは限りません。
作品単体を検索する場合は「密室ゲーム 桃戸ハル 橘つばさ」と入力すると、単に「密室ゲーム」と検索するより目的の情報へ到達しやすくなります。
検索するときは作品名を引用符で囲む
「密室ゲーム」だけを検索すると、脱出ゲームやリアルイベントなど無関係な情報が大量に表示されます。
そのため、「”密室ゲーム” “5分後に意外な結末”」のように作品名とシリーズ名を組み合わせると探しやすくなります。
さらに「エメラルドに輝く風景」「桃戸ハル」などを追加すれば、書誌情報まで比較的容易に確認できます。
シリーズ公式サイトでも過去作品を確認できる
Gakkenには『5分後に意外な結末』シリーズの公式ページがあり、現在までに発売された各シリーズを確認できます。[参照:Gakken『5分後に意外な結末』公式サイト]
シリーズは通常版だけでなく、「ex」「5秒後」「悩み部」など関連作品が非常に多いため、「昔5分後シリーズで読んだ」と思っていても、実際には派生シリーズだったというケースもあります。
ただし今回の「密室ゲーム」は正式に『5分後に意外な結末ex』およびベスト・セレクションへ収録されていることが確認できます。
結末を思い出したい場合は原作で再確認するのが最も確実
ネット上の紹介記事では、「意外な結末」が商品の売りであるため、肝心のオチを伏せているものがほとんどです。
読売テレビの公式紹介もゲーム開始までの流れを中心に掲載し、ラストそのものは明かしていません。これは作品の性質上当然の構成です。
したがって「最後に本当に白い粉が出たのか」「どのように主人公が死んだのか」という細部まで確かめるには、原作の82~98ページ付近を直接確認するのが最も確実です。
似た記憶を探す際は「設定の組み合わせ」が重要
昔の本を特定するとき、「白い粉」という一語だけで探しても検索に出ないことがあります。
一方、「密室」「スピーカー」「質問」「嘘をつくと死ぬ」という複数の特徴を合わせると候補が大幅に絞られます。
今回の場合、この組み合わせと公式あらすじの一致度が非常に高いため、「密室ゲーム」にまず当たる価値があります。
まとめ:探している作品は「密室ゲーム」である可能性が非常に高い
『5分後に意外な結末』シリーズで、「主人公が閉ざされた部屋に監禁され、スピーカーの声から何度も質問を受ける」という作品を探している場合、最有力候補は「密室ゲーム」です。
読売テレビの公式あらすじでも、主人公・鷲見善弘が閉ざされた異質な空間で目を覚まし、黒いスピーカーから声を掛けられ、「人生を賭けたゲーム」として質問へ答えるよう要求されることが確認できます。[参照:読売テレビ]
原作は桃戸ハル・橘つばさ作で、2018年刊行の『5分後に意外な結末ex エメラルドに輝く風景』に収録されています。同書では9番目、82~98ページです。[参照:茨城県立図書館]
また2019年の『5分後に意外な結末 ベスト・セレクション』にも再収録されており、こちらでは15番目、157~173ページに収録されています。[参照:大和市立図書館]
「白い粉・煙・ガスが最後に降ってきた」という細部については、ネット上で公開されている公式あらすじでは結末自体が伏せられているため、そこだけは公開資料から断定できません。しかし、密室に閉じ込められる、スピーカーから声がする、質問へ答えさせられる、正直に答えないと命に関わるという核心部分が一致しているため、まず「密室ゲーム」を確認するのが最も有力です。
昔読んだ本そのものを探す場合は、『エメラルドに輝く風景』の82ページ付近を開いてみると、冒頭数ページだけでも記憶と一致するか判断しやすいでしょう。


コメント