普段あまり本を読まない高校生が、新書を1冊読む課題に取り組む場合、いきなり専門的な内容の本を選ぶと途中で挫折してしまうことがあります。新書には社会問題や哲学、科学など難しいテーマも多いため、最初は興味を持ちやすく文章が読みやすいものを選ぶことが大切です。
この記事では、読書習慣がない高校生でも挑戦しやすい新書の選び方や、夏休みの読書感想文・課題にも活用しやすいおすすめの本を紹介します。
読書が苦手な高校生が新書を選ぶポイント
新書選びで最も大切なのは、難しそうなテーマよりも「少しでも興味を持てる内容」を選ぶことです。普段本を読まない場合、学校の勉強に近いテーマよりも、日常生活や将来に関係する内容のほうが読み進めやすくなります。
例えば、スマホ、SNS、人間関係、心理学、食事、仕事、社会の仕組みなどは高校生にも身近なテーマです。自分が普段疑問に思っていることを扱った新書なら、文章量が多くても内容を理解しやすくなります。
また、最初から分厚い本を選ぶ必要はありません。200ページ前後で、文章が会話調に近いものや具体例が多いものを選ぶと、読書が苦手な人でも最後まで読み切りやすくなります。
高校生の新書入門におすすめの読みやすい本
『14歳からの哲学 考えるための教科書』
池田晶子さんによる哲学入門書で、難しい哲学用語を多く使わず、自分とは何か、生きるとは何かといったテーマを考えられる内容です。
哲学と聞くと難しく感じますが、一つ一つの文章は短く、自分の生活と結び付けながら読めるため、読書経験が少ない高校生にも向いています。
『池上彰のニュースそうだったのか!』
ニュースや社会の仕組みを分かりやすく解説するタイプの本は、新書初心者におすすめです。普段ニュースをあまり見ない高校生でも、政治や経済について基本から学べます。
社会科の授業内容とも関連しやすいため、読書感想文や学校課題のテーマとしても扱いやすいジャンルです。
『「空気」を読んでも従わない』
社会の中で無意識に作られるルールや周囲との関係について考える本です。学校生活や友人関係にも関係するテーマなので、高校生が自分自身の経験と結び付けながら読めます。
単なる知識の本ではなく、自分の考えを書くきっかけになるため、感想をまとめやすい点も魅力です。
読書習慣がない人でも読みやすいジャンル
新書には多くのジャンルがありますが、初心者には「身近な疑問を解決する本」がおすすめです。例えば心理学系の新書なら、人の行動や考え方について学べるため、日常生活との関連を感じながら読めます。
科学系の新書も、宇宙、生物、人体など興味を持ちやすいテーマを選べば楽しめます。専門知識がなくても読める入門向けの本を選ぶことが重要です。
反対に、専門用語が多い学術書や、抽象的な思想を長く説明する本は、初めての新書としては難しく感じる可能性があります。
夏休みの読書課題で失敗しない読み方
読書が苦手な場合は、最初からすべてを完璧に理解しようとしないことが大切です。まず目次を確認し、興味がある章から読むことで本全体への抵抗感を減らせます。
読みながら気になった部分に付箋を貼ったり、印象に残った文章をメモしたりすると、後で感想を書くときに役立ちます。
例えば「この考え方は学校生活にも当てはまる」「自分は今までこう考えていたが変わった」といった気付きを残しておくと、読書感想文やレポート作成が楽になります。
親が高校生に新書をすすめるときのポイント
読書が苦手な高校生に本をすすめる場合、無理に名作や難しい本を渡すより、本人が少しでも興味を持てるものを選ぶことが重要です。
例えば、スポーツが好きならスポーツ科学、ゲームが好きならコンピューターや心理学、将来の仕事に興味があるなら職業や社会に関する新書など、好きな分野から広げる方法があります。
一冊読み終える経験を作ることが、今後の読書習慣につながります。最初の一冊は「勉強になる本」よりも「最後まで読めた本」を選ぶことが大切です。
まとめ
読書習慣がない高校生が新書を読む場合は、難しい専門書ではなく、身近なテーマを扱った読みやすい本を選ぶことがおすすめです。
心理学、社会、哲学、科学などの入門書には、高校生でも理解しやすく、自分の経験と結び付けて考えられる新書が多くあります。
夏休みの課題をきっかけに一冊読み切る経験ができれば、本への苦手意識を減らし、これからの読書習慣につなげることができます。


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