江東区・江戸川区で80年代サブカル雑誌や写真集を探せる古本屋|東京東部の古書店と効率的な探し方

全般

1980年代のサブカルチャー雑誌、映画・音楽・ファッション関連誌、写真集などを古本屋で探す場合、東京では神田神保町が真っ先に候補になります。しかし、東京東部にもサブカルチャー、写真、美術、雑誌を取り扱う古書店があり、江東区や江戸川区を中心に探すことも可能です。

ただし、80年代の雑誌や写真集は一般的な文庫本とは事情が異なります。古書店が取り扱い分野として「サブカルチャー」や「写真」を掲げていても、特定年代の雑誌が常時大量に店頭在庫されているとは限りません。入荷は個人からの買取や蔵書整理などに左右されるためです。

そこでこの記事では、東京都古書籍商業協同組合や全国古書書籍商組合連合会の「日本の古本屋」などで確認できる情報を基に、江東区・江戸川区とその周辺で候補になる古書店と、80年代サブカル資料を効率よく探す方法を紹介します。店舗情報や営業状況、在庫は変わるため、訪問前には各店の最新情報も確認してください。

江東区なら「古書ほんの木」が有力候補

江東区でサブカルチャー系の古書を探す際、最初に候補にしやすいのが古書ほんの木です。東京都江東区高橋8-4にあり、森下駅と清澄白河駅の中間付近、「のらくろード」商店街に店舗を構えています。

「日本の古本屋」に掲載されている店舗情報では、哲学・思想、外国文学、日本文学、宗教、マンガだけでなく、アート・デザイン・写真・SF・サブカルチャーなどに力を入れていることが明記されています。80年代のサブカル雑誌や写真集を探す目的との相性が比較的よい古書店といえるでしょう。[参照:日本の古本屋・古書ほんの木]

特に写真集を探している場合、「古書一般」だけを掲げる店より、写真・アート・デザインを明確に取扱対象としている店舗を優先するのが効率的です。

特定の雑誌を探すなら訪問前に問い合わせる

古書ほんの木の店舗案内には、書籍を確認する目的で来店する場合は事前に連絡するとスムーズに見られる旨の案内があります。

例えば「1980年代のサブカル雑誌」「80年代のファッション誌」「80~90年代の写真集」というだけでなく、雑誌名、写真家名、出版社名などが分かっているなら、それも伝えると確認してもらいやすくなります。

古書は在庫の変動が大きいため、遠方から訪問する場合ほど事前確認が有効です。

江東区は清澄白河・森下周辺の古書店をまとめて回りやすい

江東区で古本屋巡りをするなら、森下から清澄白河周辺は比較的回りやすいエリアです。古書ほんの木のほかにも、清澄白河周辺には古書店があります。

例えば三好にはしまぶっくやSmoke Booksなどがあります。ただし、すべての店が1980年代サブカル雑誌を専門としているわけではありません。古書店はそれぞれ品ぞろえに特徴があるため、「古本屋がある=80年代雑誌が豊富」と考えないことが重要です。

一方、写真、美術、デザイン、カルチャー系の本を広く探している場合には、専門店だけを一軒訪問するより、清澄白河周辺を歩きながら複数店を見る楽しみがあります。

江戸川区では志賀書店が候補になる

江戸川区で探す場合には、東京都江戸川区江戸川1-16-2の志賀書店が候補の一つです。

東京都古書籍商業協同組合の店舗情報では、取り扱い分野として古書一般のほか、サブカルチャー、美術工芸、趣味、近代文献、外国書など幅広いカテゴリーが掲載されています。[参照:東京都古書籍商業協同組合・志賀書店]

ただし「80年代サブカル雑誌・写真集の在庫が豊富」と公式情報から断定できるわけではありません。特定年代・ジャンルの在庫を目的に訪れる場合には、事前問い合わせをおすすめします。

江戸川区には「はじっこブックス」もあるが無店舗営業

江戸川区南小岩にははじっこブックスがあります。「日本の古本屋」に登録されており、サブカルチャー、趣味、歴史、社会科学、一般書籍、児童書、雑誌などを取り扱っています。[参照:日本の古本屋・はじっこブックス]

注意したいのは、店舗情報上では「無店舗」となっていることです。そのため、一般的な古本屋のように住所へ行って棚を見て回る店とは考えないほうがよいでしょう。

一方で「日本の古本屋」などオンラインで古書を検索する場合には、こうした無店舗型古書店も重要です。実店舗だけに限定すると見つからない資料が、オンライン在庫では見つかる場合があります。

少し範囲を広げられるなら葛飾区の青木書店も面白い

江戸川区から少し北西方向まで探索範囲を広げられるなら、葛飾区お花茶屋の青木書店も特徴のある古書店です。

「日本の古本屋」によると、同店は1950~90年代の自動車・バイク関係のカタログ、書籍、社史、雑誌バックナンバーを豊富に取り扱っています。また取り扱い分野には趣味、サブカルチャーなども掲載されています。[参照:日本の古本屋・青木書店]

したがって「80年代サブカル」といっても、自動車、バイク、広告、プロダクト、当時のライフスタイル資料などに興味がある人には特に面白い候補です。80年代の空気感を伝える資料は、一般的なサブカル雑誌だけに存在するわけではありません。

80年代サブカル雑誌は「サブカル」という分類だけで探さない

古書店で1980年代の資料を探す際に覚えておきたいのが、現在なら「サブカル」と一括りにされる本でも、古書店では別カテゴリーへ分類されている可能性があることです。

例えば1980年代の雑誌なら、映画、音楽、芸能、アイドル、写真、カメラ、ファッション、デザイン、広告、漫画、アニメ、演劇、風俗、都市文化、車、バイクなどに分かれている場合があります。

そのため店員に尋ねる際も「80年代のサブカルありますか?」だけで終わらせず、「80年代の映画・音楽・ファッション雑誌」「当時の写真雑誌や若者文化の雑誌」のように具体化すると探しやすくなります。

写真集を探す場合は「写真」を得意分野にする古書店を優先

写真集の場合も同様で、一般的な古本屋より、美術・写真・デザインを得意分野にしている古書店のほうが探しやすい傾向があります。

特に1980年代の写真集は、著名写真家の作品集、芸能・アイドル写真集、ファッション写真、都市・建築写真、広告関連資料など非常に範囲が広いためです。

探している対象が「80年代に出版された写真集」なのか、「80年代の東京や若者文化を撮影した写真集」なのか、「80年代アイドルの写真集」なのかでも適した古書店は変わります。目的を一段階細かく整理すると、店選びの精度が上がります。

大型チェーンも意外な掘り出し物がある

専門古書店だけでなく、江東区・江戸川区にある大型中古書店を巡る方法もあります。江東区には亀戸や越中島周辺のBOOKOFF、西大島周辺の古本市場などがあり、江戸川区にも中古書店があります。

チェーン店は専門古書店ほど細かく年代やジャンルを整理していないことがありますが、その反面、一般家庭から買い取られた古い雑誌や写真集が通常の中古価格で並ぶことがあります。

特定タイトルを確実に探す用途には向きませんが、「80年代の面白い雑誌があれば買いたい」という宝探し型の目的なら候補に入ります。

「日本の古本屋」で店に行く前に検索する

特定の雑誌名や写真集名が分かっている場合、実店舗を何軒も歩く前に全国古書書籍商組合連合会が運営する「日本の古本屋」を検索すると効率的です。[参照:日本の古本屋]

タイトル、著者名、出版社などから全国の加盟古書店が登録している在庫を検索できます。雑誌の場合は雑誌名だけでなく、発行年や号数を組み合わせて探すのも有効です。

検索して目当ての商品を扱う店が東京東部に見つかれば、店頭で閲覧・購入できるか問い合わせてから訪問すると無駄足を減らせます。

雑誌名が分からない場合はキーワードを変えて検索する

「昔読んだ80年代の雑誌をもう一度探したい」というケースでは、正確な誌名を覚えていないこともあります。その場合は検索語を複数試します。

例えば「1985 雑誌 サブカル」「1980年代 ニューウェーブ 雑誌」「80年代 東京 写真集」「昭和 アイドル 雑誌」「1980年代 ファッション 雑誌」といった形です。覚えている人物名、出版社、連載、表紙などがあれば、それも手掛かりになります。

雑誌は同じ誌名でも号によって相場や流通量が大きく異なります。欲しい記事が掲載されている号まで判明しているなら、発行年月や号数をメモしておくと古書店でも問い合わせやすくなります。

古書店へ問い合わせるときに伝えるとよい情報

古書店へ問い合わせる場合、「古い雑誌ありますか?」だけでは範囲が広すぎます。可能な範囲で条件を伝えると在庫確認がしやすくなります。

  • 雑誌名・書名
  • 出版社
  • 発行年代
  • 号数・発行年月
  • 著者・写真家・出演者
  • 探しているジャンル
  • 予算
  • 多少の傷みがあってもよいか

例えば「1980~1989年ごろの音楽・映画・若者文化系雑誌を探していて、特定誌だけでなく当時のサブカル資料を広く見たい」と伝えれば、店頭の該当棚や未整理在庫について教えてもらえる可能性があります。

写真集なら写真家名や被写体を伝えるとさらに絞り込みやすくなります。

古い雑誌は状態と付属品も確認する

1980年代の雑誌は出版から40年前後が経過しているため、状態には大きな個体差があります。日焼け、シミ、ページ折れ、切り抜き、書き込みなどが存在する場合があります。

特に当時の雑誌では、ポスター、ピンナップ、ステッカー、別冊などの付録が欠けているケースがあります。コレクション目的なら「本誌が読めればよい」のか「付録まで完品が欲しい」のかを決めておきましょう。

写真集も帯の有無、カバーの退色、函の有無などで価格が変わることがあります。高額な本ほど状態を確認してから購入することが重要です。

東京東部だけで見つからない場合は神保町と併用する

江東区・江戸川区周辺だけでも古書店巡りはできますが、1980年代の特定ジャンルを大量に比較したい場合には、やはり神保町の専門古書店群が強力です。

ただし「東京東部か神保町か」の二者択一にする必要はありません。普段は江東区・江戸川区の店舗を定期的に巡り、見つからない特定タイトルだけオンライン検索や神保町で探す方法があります。

古書探しでは、一度の訪問で見つからなくても数か月後に突然入荷することがあります。近所の古書店は定期巡回、専門店は目的買い、と役割を分けると効率的です。

まとめ:江東区なら古書ほんの木、江戸川区なら志賀書店などから探してみる

東京都東部で1980年代のサブカル雑誌や写真集を探す場合、江東区では古書ほんの木が有力な候補です。同店は公式な古書店情報でも写真、アート、デザイン、SF、サブカルチャーなどに力を入れていることが確認できます。

江戸川区では志賀書店があり、東京都古書籍商業協同組合の情報ではサブカルチャーを含む幅広い分野を扱っています。また南小岩のはじっこブックスもサブカルチャーや雑誌を扱っていますが、こちらは無店舗営業なのでオンラインでの探索候補として考えるのが適切です。

さらに東京東部という範囲で少し広げられるなら、葛飾区お花茶屋の青木書店も特徴的です。1950~90年代の自動車・バイク関連書籍や雑誌バックナンバーを得意としているため、80年代カルチャーを乗り物や広告などの側面から探す場合には面白い選択肢になります。

80年代のサブカル資料は「どの店に行くか」だけでなく、「サブカル・写真・映画・音楽・ファッション・広告・芸能など複数の分類から探す」ことがポイントです。店舗へ行く前に「日本の古本屋」で検索し、探している年代やジャンルを店へ問い合わせたうえで、森下・清澄白河など古書店が複数ある地域をまとめて巡ると、目的の一冊に出会える可能性を高められます。

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