ボカロ楽曲から生まれたライトノベルや小説には、曲だけでは描かれなかった登場人物の過去や世界観を深く楽しめる作品が数多くあります。『ベノム』のように印象的な楽曲を元にした物語が好きな人なら、ミステリー、青春、ダークファンタジーなど幅広いジャンルのボカロ小説を楽しめます。
この記事では、ストーリーの核心に触れるネタバレは避けながら、ボカロ小説初心者にもおすすめできる作品を紹介します。切ない物語や考察を楽しめる作品を探している人は、自分の好みに合う一冊を見つけてみてください。
ボカロ小説には楽曲とは違った魅力がある
ボカロ小説の魅力は、数分間の楽曲では描き切れない人物の心情や背景を楽しめる点です。歌詞に込められた意味を小説という形で深掘りすることで、楽曲を聴いた時とは違った印象を受けることがあります。
例えば、曲では謎だった人物同士の関係や、なぜその行動を取ったのかという理由が小説版で明らかになる作品もあります。音楽から物語を想像することが好きな人には特におすすめです。
『ベノム』が好きな人におすすめのボカロ小説
カゲロウデイズ
ボカロ小説の代表的なシリーズのひとつで、楽曲から広がった独特の世界観を楽しめる作品です。少年少女たちが巻き込まれる不思議な出来事を中心に、青春や謎解きの要素が描かれています。
伏線やキャラクター同士の関係性を楽しみたい人に向いており、物語を考察しながら読むタイプの読者にも人気があります。
悪ノ娘
壮大な世界観と人間関係のドラマが魅力のボカロ小説です。王国を舞台にした物語で、善悪だけでは割り切れない登場人物の感情が描かれています。
単純な勧善懲悪ではなく、登場人物それぞれの立場や想いを考えながら読むことで、より深く楽しめる作品です。
囚人と紙飛行機
切なさや重いテーマを含んだストーリーが好きな人におすすめの作品です。ボカロ小説らしい独特の雰囲気と、読後に考えさせられる展開が特徴です。
明るい青春ものよりも、心に残るシリアスな物語を読みたい人に向いています。
告白予行練習シリーズ
恋愛や青春をテーマにしたボカロ発の小説シリーズです。学校生活を舞台にした爽やかな物語で、重いテーマの作品とは違った楽しみ方ができます。
恋愛要素のあるボカロ小説を読みたい人や、気軽に楽しめる作品を探している人におすすめです。
ミステリーやダーク系が好きな人向けのボカロ小説
『ベノム』のように少し影のある雰囲気や、人間の感情を描いた作品が好きなら、ダーク寄りのボカロ小説も相性が良いです。
ボカロ作品には、嫉妬、孤独、後悔、罪など、人間の弱さをテーマにしたものも多くあります。単なるキャラクター小説ではなく、読者自身が考えながら楽しめる作品が多いことも特徴です。
例えば、登場人物の行動の理由を考えたり、歌詞との違いを比較したりすると、同じ作品でも何度も楽しむことができます。
初めてボカロ小説を読む人におすすめの選び方
ボカロ小説を選ぶ時は、好きな楽曲の雰囲気を基準にすると失敗しにくくなります。切ない曲が好きなら感動系、謎の多い曲が好きならミステリー系、明るい曲が好きなら青春系がおすすめです。
また、原曲を先に聴いてから小説を読む方法もおすすめです。楽曲の歌詞や雰囲気を知っていると、小説内の細かな表現や演出に気付きやすくなります。
反対に、小説を先に読んでから楽曲を聴くことで、新しい解釈を発見できる場合もあります。
ボカロ小説を読むなら電子書籍や中古本もおすすめ
ボカロ小説はシリーズ作品も多いため、全巻そろえる場合は中古書店や電子書籍サービスを利用すると費用を抑えられます。
特に人気作品は長く販売されていることが多く、古本でも状態の良いものを見つけやすい傾向があります。
まず1冊読んでみて、世界観や文章の雰囲気が気に入ったら続巻や関連作品へ進むと、自分に合ったボカロ小説を探しやすくなります。
まとめ|『ベノム』好きならボカロ小説の世界をさらに楽しめる
ボカロ小説には、楽曲だけでは味わえないキャラクターの感情や物語の奥深さがあります。『ベノム』のような人間の内面を描いた作品が好きなら、シリアス系や考察系のボカロ小説との相性は良いでしょう。
まずは『カゲロウデイズ』や『悪ノ娘』などの有名作品から読み始め、自分の好きな雰囲気の作品を探してみるのがおすすめです。
お気に入りの楽曲が小説になることで、音楽とは違った形で物語を楽しめるのがボカロ小説の大きな魅力です。


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