イオンなどの大型商業施設に入っている書店へ行くと、プリキュアやアイプリ、絵本や児童書などの子ども向けコーナーが店舗の奥に配置されていることがあります。昔は子ども向け雑誌や漫画が入口近くに並んでいた印象を持つ人も多いでしょう。実は、この配置には書店運営や買い物動線に関するさまざまな理由があります。
子ども向けコーナーが奥にあるのは珍しくない
現在の大型書店では、児童書コーナーを店舗の奥や一角にまとめて配置するケースが増えています。
これは子ども向け商品を隠しているわけではなく、家族連れがゆっくり本を選べる環境を作るためです。ベビーカーや小さな子ども連れでも移動しやすいように、広めのスペースが確保されていることも少なくありません。
また、児童書・学習参考書・知育玩具など関連商品を近くに集めることで、探しやすさを向上させる狙いもあります。
書店は「回遊してもらう」ことを重視している
大型書店では、お客様が店内を歩きながらさまざまな本と出会うことを重視しています。
もし子ども向け商品を入口付近だけに置くと、目的の商品だけを購入してすぐに帰るケースが増えてしまいます。
そのため、児童書コーナーへ向かう途中に文芸書や実用書、雑誌、新刊コーナーなどを配置し、家族全員が興味を持てる本に触れる機会を増やしています。
昔と今で売り場の考え方が変わった理由
かつては「小学○年生」シリーズや人気少女漫画雑誌など、子ども向け雑誌が非常に大きな売上を占めていました。
そのため、入口近くの目立つ場所に平積みされることも珍しくありませんでした。
しかし現在は雑誌市場そのものが縮小し、児童書、学習まんが、図鑑、キャラクターブックなど商品構成が多様化しています。その結果、一つのコーナーとしてまとめて展開するスタイルが主流になりました。
プリキュアやアイプリの本が目立たなく見える理由
保護者から見ると、人気キャラクターの本が奥にあって見つけにくいと感じることがあります。
しかし実際には、児童書売り場の中では目立つ場所に置かれているケースが多く、対象となる子どもや保護者にとっては探しやすく設計されています。
また、キャラクター関連本は発売時期に合わせて特設コーナーや平台に展開されることもあり、店舗によって配置が異なります。
本屋ごとにレイアウトが違うのはなぜ?
書店のレイアウトはチェーンごとの方針だけでなく、店舗の広さや客層によっても変わります。
| 店舗の特徴 | 児童書コーナーの傾向 |
|---|---|
| ファミリー層が多い商業施設 | 奥に広い児童書エリアを設置 |
| 駅前型の書店 | 入口近くに話題本や雑誌を配置 |
| 専門書が多い大型店 | ジャンルごとに独立した売り場を形成 |
つまり、同じチェーン店でも店舗によって配置が異なることがあります。
まとめ
プリキュアやアイプリなどの子ども向け書籍が本屋の奥に置かれているのは、子ども向け商品を隠すためではありません。
家族連れが利用しやすい環境づくりや、店内を回遊しながら本との出会いを増やすための売り場設計によるものです。
昔と比べて雑誌中心から児童書コーナー中心のレイアウトへ変化したことも理由の一つです。現在の大型書店では、むしろ子ども向けコーナーを独立した重要なエリアとして扱う傾向が強くなっています。


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