『ONE PIECE』に登場するハグワール・D・サウロは、ニコ・ロビンの過去編で強い印象を残した人気キャラクターです。巨人族でありながら海軍中将として登場するため、「巨兵海賊団のようなエルバフの戦士たちと敵対する立場なのになぜ海兵になったのか?」と疑問を持つ読者も少なくありません。この記事では、作中描写をもとにサウロが海兵になった理由や価値観、巨兵海賊団との関係性について考察します。
サウロは巨兵海賊団のメンバーだったのか?
まず前提として、サウロが巨兵海賊団の元メンバーだったという明確な公式設定は描かれていません。
エルバフ出身の巨人族であることは判明していますが、ドリーやブロギー率いる巨兵海賊団に所属していたとは作中で示されていません。
そのため、「巨兵海賊団の敵なのに海兵になった」というより、そもそも同じ組織に属していたわけではないと考えるのが自然です。
海兵になった理由として考えられること
作中でサウロ本人が海兵志望の動機を詳細に語った場面はありません。しかし性格や行動からいくつか推測できます。
| 考えられる理由 | 根拠 |
|---|---|
| 正義感 | ロビンを救おうとした行動 |
| 世界を見たかった | エルバフ外の価値観に触れている |
| 海賊と異なる生き方 | 戦士=海賊とは限らない |
| 組織への理想 | 当初は海軍を正義の組織と考えた可能性 |
サウロは単純な命令人間ではなく、自分で善悪を考えるタイプとして描かれています。
エルバフの巨人族=全員海賊ではない
エルバフといえば戦士の国として有名で、ドリーやブロギーの印象から「巨人=海賊」というイメージを持ちやすいです。
しかし作中では巨人族にも海軍所属者が存在します。ジョン・ジャイアントをはじめ、海軍側の巨人は珍しくありません。
つまり、巨人族だから海賊になるべきという設定ではありません。
サウロが海軍に疑問を持った転機
サウロの価値観が大きく変化したのはオハラ事件です。
バスターコールによる無差別な破壊や、市民を巻き込むやり方に疑問を抱き、結果として海軍を離反しました。
この流れを見ると、サウロは最初から悪として海軍にいたわけではなく、理想と現実のギャップに苦しんだ人物と解釈できます。
これは「正義とは何か」という『ONE PIECE』全体のテーマにもつながります。
巨兵海賊団との敵対関係は単純ではない
海軍と海賊は制度上は敵対関係ですが、『ONE PIECE』では個人同士の価値観がそれ以上に重視されます。
たとえばルフィと海軍にも一時的な共闘がありますし、海賊=悪、海軍=善という単純な構図ではありません。
サウロも「所属組織」より「自分の信じる正しさ」で動く人物でした。
まとめ
サウロが海兵になった理由は公式に明言されていませんが、巨兵海賊団の一員だった設定はなく、巨人族だから海賊になる必要もありません。
むしろサウロは、自分なりの正義を信じて海軍に入り、現実を見てその正義を問い直したキャラクターです。この複雑さこそが、サウロが多くの読者に愛される理由といえるでしょう。


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