Kindle向けに自作のテキストをAZW3形式で作成する際、縦書き表示は成功してもページめくりの方向が意図通りにならないことがあります。特に、日本語縦書きでは左側タップで次ページへ進む設定が望ましいですが、設定方法や使用ソフトによって結果が異なる場合があります。
KindleとAZW3のページめくり仕様
AZW3形式はMOBIの拡張で、ページ進行方向をCSSやOPFで指定できます。ただし、Kindle端末やアプリによって解釈が異なる場合があります。右側タップで進むなど意図しない動作になるのは、Kindleの縦書き表示におけるデフォルトの仕様が影響していることがあります。
OPFファイルの設定方法
calibreで編集したOPFのspineタグにpage-progression-direction="rtl"を追加する方法は正しいアプローチですが、Kindle端末ではRTLが意図通りに反映されない場合があります。
縦書きAZW3で左側タップでページめくりを実現したい場合は、EPUB形式でCSSを用いてwriting-mode: vertical-rl;とdirection: rtl;を指定し、KindleGenやKindle PreviewerでAZW3に変換する手順のほうが安定します。
推奨する変換手順
1. txtファイルをEPUBに変換(縦書きCSSを適用)
2. Kindle PreviewerでEPUBを確認、左側タップでページめくりが正しく動作するかテスト
3. KindleGenまたはKindle PreviewerでAZW3に変換
この方法だと、Kindle端末上で縦書き+左側タップでページめくりが期待通りに動作しやすくなります。
注意点とまとめ
Calibre単体でのOPF編集だけでは、Kindle端末でのページめくり挙動が必ずしも意図通りにはなりません。EPUBを経由してCSSで縦書きとRTL指定を行い、Kindle Previewerで検証する手順を踏むことをおすすめします。
まとめると、ページめくり方向の問題はソフトや変換手順、Kindle側の仕様の影響が大きく、EPUB+CSS経由でAZW3に変換すると安定して左側タップで進む設定を反映させやすくなります。


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