本を売るならBOOKOFFとメルカリどっち?高く売る・早く手放す目的別に比較|寺田心との関係も解説

全般

読み終えた本を手放すとき、代表的な選択肢としてBOOKOFFとメルカリがあります。どちらも本を売れますが、仕組みは大きく異なり、「高く売りたいのか」「手間をかけず早く処分したいのか」で向いているサービスが変わります。

結論から整理すると、手間をかけずまとめて売りたいならBOOKOFF、少しでも高値を狙いたい本ならメルカリが基本的な使い分けです。そして「寺田心」は買取サービスではありません。BOOKOFFのテレビCMに出演していたことから、BOOKOFFを連想させるユーモアとして選択肢に入っているものと考えられます。

この記事では、BOOKOFFとメルカリの違いを、買取価格、手間、売れるまでの時間、送料、向いている本などから比較し、どんな本をどちらへ売ると効率的なのかを解説します。

BOOKOFFとメルカリでは「売り方」がまったく違う

BOOKOFFは、店舗や宅配買取などを利用して本を業者に買い取ってもらうサービスです。店頭買取なら本を店舗へ持ち込み、査定後に買取金額を受け取ります。公式サイトでは、文庫、新書、小説、実用書、ビジネス書、参考書、児童書、絵本、写真集、コミックなど幅広い本が買取対象として案内されています。[参照:BOOKOFF公式 本の買取]

一方、メルカリは利用者同士で売買するフリマサービスです。自分で本の写真を撮影し、商品説明と価格を設定して出品し、購入されたら梱包して発送します。

つまりBOOKOFFでは「お店に買ってもらう」のに対し、メルカリでは「その本を欲しい個人を探して自分で販売する」という違いがあります。この仕組みの違いが、価格と手間の差につながります。

高く売れる可能性を優先するならメルカリ

中古市場で需要のある本なら、一般的にはメルカリのほうが高い金額で売れる可能性があります。買取店では、その後の販売価格から店舗運営費、在庫リスク、利益などを考慮して査定額を決める必要がありますが、個人間売買では自分で販売価格を設定できるためです。

例えば中古市場で2,000円程度で取引されている本をBOOKOFFへ持ち込んでも、2,000円で買い取ってもらえるわけではありません。一方、メルカリなら市場価格を確認して1,800~2,000円前後などで出品することができます。

メルカリ公式も、価格を決める際には同じ商品の価格を検索して比較する方法を案内しています。[参照:メルカリ公式 価格の決め方]

ただしメルカリでは販売価格がそのまま利益にはならない

メルカリでは、商品が売れて取引が完了すると販売価格の10%が販売手数料として差し引かれます。2026年8月時点の公式ガイドでも、出品料は無料ですが販売手数料は販売価格の10%と案内されています。[参照:メルカリ公式 手数料]

さらに出品者が送料を負担する場合は配送費も必要です。本を送る場合、サイズによってはネコポスなどを利用できます。らくらくメルカリ便のネコポスは2026年8月時点で全国一律210円で、厚さ3cm以内・重さ1kg以内などの条件があります。[参照:メルカリ公式 ネコポス]

例えば本を1,000円で販売し、販売手数料100円、送料210円がかかった場合、梱包資材代を除いた手取りは690円です。「1,000円で売れた=1,000円手元に残る」と考えないよう注意しましょう。

BOOKOFFの最大のメリットは圧倒的に手間が少ないこと

BOOKOFFの強みは、価格よりも手軽さです。店頭買取なら、本をまとめて持ち込み、査定が終わればその場で代金を受け取れます。公式サイトでも店頭買取について、店舗で査定し、その場で買取代金を支払う仕組みが案内されています。[参照:BOOKOFF公式 買取方法]

メルカリのように、一冊ごとに写真を撮る、説明文を書く、価格を決める、購入者からの質問に答える、梱包する、発送するという作業がありません。

例えば本棚を整理して50冊処分したい場合、50冊すべてをメルカリへ個別出品するのはかなりの作業です。「多少安くても今日中に片付けたい」という場合はBOOKOFFの利便性が大きくなります。

近くに店舗がなくてもBOOKOFFは宅配買取を利用できる

BOOKOFFは店頭買取だけでなく、宅配買取にも対応しています。公式サイトでは、自宅で箱に詰めて申し込める宅配買取について、送料・手数料0円と案内されています。[参照:BOOKOFF公式 宅配買取案内]

大量の本を店舗まで運ぶのが大変な場合には便利です。ただし、店頭買取と宅配買取では買取対象や条件が異なる場合があります。

BOOKOFF公式も、店頭買取と出張・宅配買取では売れる品物が異なる場合があると案内しているため、利用前に対象商品を確認しましょう。[参照:BOOKOFF公式 よくある質問]

BOOKOFFは「値段がつけばラッキー」くらいの本にも向く

発売から時間が経った一般的な文庫本、需要の少ない旧版、よく流通しているコミックなどは、メルカリへ出品してもなかなか売れない場合があります。

仮に300円で出品して売れたとしても、販売手数料や送料を引くと利益がほとんど残らないケースもあります。さらに梱包と発送に時間がかかるため、時給換算すると割に合わない可能性があります。

このような本は、数十冊まとめてBOOKOFFへ持って行き、短時間で手放すほうが合理的です。

メルカリに向いているのは「指名買いされる本」

メルカリ向きなのは、中古でも具体的に欲しい人がいる本です。

例えば絶版本、限定版、専門書、資格参考書、人気写真集、発売されたばかりの話題本、特典付き書籍、全巻セットなどは、タイトルを指定して探している購入者がいるため比較的売りやすい傾向があります。

特に絶版になっている本では、定価以上で中古取引される場合もあります。こうした本を一律に買取店へ持ち込む前に、中古相場を検索しておく価値があります。

新刊に近い本もメルカリと相性が良い

発売されたばかりの人気本は、中古でも需要が高いうちに売れば比較的価格が下がりにくいことがあります。

例えば1,800円で購入した話題の単行本を読み終えた直後に出品し、中古相場が1,300~1,500円程度なら、手数料と送料を引いても一定額を回収できる可能性があります。

一方、数年保管して中古市場への出品数が増えると価格が下がる場合があります。売る予定が決まっている本は、需要があるうちに出すこともポイントです。

コミック全巻セットもメルカリでは売りやすい

漫画をまとめて手放す場合、全巻セットとして需要がある作品ならメルカリが有力です。

1冊ずつ出品するより、「1~20巻セット」のようにまとめることで発送回数を減らせ、購入者側にも一度にそろえられるメリットがあります。

ただし冊数が多いと宅急便サイズになり送料も上がります。販売価格だけでなく、梱包後の重量・サイズから送料を先に計算しておくことが重要です。

BOOKOFFとメルカリを比較するとこうなる

比較項目 BOOKOFF メルカリ
売却価格 低めになりやすい 高値を狙いやすい
手間 少ない 多い
売れるまでの時間 店頭ならその日 購入者が現れるまで不明
価格設定 店舗側が査定 自分で決める
梱包・発送 店頭なら不要 原則必要
大量処分 向いている 手間が大きい
希少本・人気本 査定次第 相場に近い価格を狙いやすい
古い一般書 まとめ売りしやすい 売れにくい場合がある

「どちらが絶対に優れている」というより、売る本の種類によって分けるのが合理的です。

一番おすすめなのは「高そうな本だけメルカリ、残りはBOOKOFF」

実用面で使いやすいのが、二つのサービスを併用する方法です。

まず本棚から、絶版、人気作品、専門書、新しい本、全巻セットなど「中古でも需要がありそうな本」を分けます。それらだけメルカリの売却済み商品や出品価格を検索します。

中古相場が十分高ければメルカリへ出品し、数百円程度しか値段が付かなそうな本や大量の一般書はBOOKOFFへまとめて持っていきます。こうすると、手間と売却額のバランスを取りやすくなります。

例えば100冊の本なら全部メルカリに出す必要はない

100冊処分すると仮定します。そのうち5冊が絶版・人気本で、それぞれ1,000~3,000円程度で取引されているなら、その5冊だけメルカリへ出す価値があります。

残る95冊が一般的な文庫や旧コミックで、中古販売価格自体が低いなら、一冊ずつ撮影・出品・発送する作業は効率的とは限りません。

そこで95冊をBOOKOFFへまとめて査定してもらえば、「高く売れる本を安く手放すリスク」と「すべてを個人出品する手間」の両方を減らせます。

本の状態も売却価格に影響する

BOOKOFFでもメルカリでも、本の状態は重要です。書き込み、水濡れ、強い日焼け、破れ、ページ欠損などがあると査定額や販売価格へ影響します。

BOOKOFF公式では、実際の買取価格は店舗や商品の状態によって異なり、状態によっては売れない場合もあると案内されています。[参照:BOOKOFF公式]

メルカリでは状態が悪くても、その状態を明記して購入者が納得すれば売買できる場合があります。ただし書き込みや傷を隠して販売するとトラブルになるため、写真と説明文で正確に伝えることが重要です。

メルカリでは「売れた価格」を見る

相場を確認するとき、現在出品されている価格だけを見ると判断を誤る場合があります。

例えば同じ本が3,000円で何冊も出品されていても、数か月間売れていないのであれば、その価格で需要があるとは限りません。可能なら実際に取引された商品の価格を確認します。

メルカリ公式も、価格設定では同じ商品・状態・送料条件などを検索して比較する方法を推奨しています。[参照:メルカリ公式]

送料を考えると安い本の単品出品は不利になりやすい

メルカリでは販売手数料に加えて配送費が必要になるため、低価格の商品ほど送料の割合が大きくなります。

例えば500円で本を売り、10%の販売手数料50円とネコポス送料210円がかかった場合、残るのは240円です。ここから封筒や防水袋などの梱包費と発送作業の手間も発生します。

こうした本を何十冊も単品出品するより、セット販売にするかBOOKOFFへまとめるほうが効率的な場合があります。

③の「寺田心」はなぜ選択肢に入っている?

寺田心さんは本の買取サービスを提供しているわけではありません。そのため、本を実際に売る方法としては①BOOKOFFまたは②メルカリなどを利用することになります。

一方、寺田心さんは2019年からBOOKOFFのテレビCMに出演していました。BOOKOFFの公式採用ブログでも、「本を売るならBOOKOFF」で知られる同社のCMに寺田心さんが出演し、「BOOKOFFなのに本ねぇじゃん!」というセリフが話題になったことが紹介されています。[参照:BOOKOFF公式採用ブログ]

また2020年のBOOKOFFのCMでは、寺田心さんがブックオフ店長役として「ブックオフに本を売ってくださ~い!」と呼びかける内容も公開されました。[参照:BOOKOFF CM発表]

したがって「①BOOKOFF ②メルカリ ③寺田心」という三択は、③も実質的にはBOOKOFFネタと考えると意味が通ります。

結局どれを選ぶ?目的別のおすすめ

目的 おすすめ
とにかく高く売りたい メルカリ
大量の本をすぐ片付けたい BOOKOFF
梱包・発送したくない BOOKOFF店頭買取
絶版本や希少本がある まずメルカリ等で相場確認
新しい人気本を売る メルカリを検討
古い文庫・一般コミックが大量 BOOKOFFが手軽
寺田心さんに売りたい 本人は買取サービスではないのでBOOKOFFへ

金額だけでなく、自分がどこまで出品作業に時間を使えるかで判断すると後悔しにくくなります。

まとめ:高く売るならメルカリ、楽に売るならBOOKOFF

本を売る方法としてBOOKOFFとメルカリを比較すると、売却価格を重視するならメルカリ、手間の少なさと処分スピードを重視するならBOOKOFFという違いがあります。

メルカリでは自分で販売価格を決められるため、絶版本、人気本、専門書、全巻セットなどは比較的高値を狙えます。ただし販売価格の10%の手数料、送料、梱包・発送作業が必要です。[参照:メルカリ公式]

BOOKOFFは査定額が期待より低くなる場合がある一方、店頭ならまとめて本を渡して査定を受け、その場で売却できます。大量の本を一気に整理したい場合には大きなメリットがあります。[参照:BOOKOFF公式]

最も効率の良い方法は、中古相場が高そうな本だけメルカリへ出し、それ以外をBOOKOFFへまとめることです。売る前にタイトルを数冊検索するだけでも、価値のある本を安く手放してしまう可能性を減らせます。

なお③の寺田心さんは買取業者ではありませんが、BOOKOFFのCM出演者として「本を売るならBOOKOFF」のイメージと深く結び付いた存在です。三択として考えるなら、実質的には「①BOOKOFF、②メルカリ、③BOOKOFFのCM」というオチになります。

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