Kindle Paperwhite 2024を使って青空文庫のテキストファイル(txt形式)を縦書きで読む方法について、今回は最も簡単な方法をご紹介します。Calibreを使って変換したり、別のツールを使うことで、縦書きの設定が可能です。これからその具体的な手順を詳しく解説します。
Calibreで青空文庫(txt形式)をEPUB形式に変換する方法
まず、最も簡単な方法としてCalibreを利用してtxtファイルをEPUB形式に変換します。Calibreは強力な電子書籍管理ソフトで、さまざまな形式の変換をサポートしています。
以下の手順で、青空文庫のtxtファイルをEPUB形式に変換し、Kindle Paperwhiteで縦書き表示を実現することができます。
- Calibreのインストール – もしまだインストールしていなければ、Calibreを公式サイトからダウンロードしインストールします。
- 青空文庫のtxtファイルを読み込む – Calibreを起動し、「本を追加」ボタンを押して、青空文庫のtxtファイルを追加します。
- EPUB形式に変換 – 変換したいファイルを選択し、「本を変換」ボタンを押します。出力形式として「EPUB」を選び、設定を確認します。
- 縦書き設定 – EPUBへの変換時に、「変換」ウィンドウの「ページ設定」タブで「縦書き」を選択することができます。この設定をすることで、Kindleで縦書きで読むことができます。
- Kindleに転送 – 変換したEPUBファイルをKindle Paperwhiteに転送するために、Calibreの「転送」機能を使用します。
Send to Kindleの使い方と注意点
「Send to Kindle」機能を使うと、PCから直接Kindleに電子書籍を送信することができますが、問題として横書きになってしまう場合があります。これは、元のファイルの設定が横書きのままであるためです。
送信する前に、ファイルが正しいフォーマットと設定になっているかを確認しましょう。EPUB形式に変換し、縦書きに設定してから送信することが重要です。これにより、横書きにならず、Kindle Paperwhiteで理想的な縦書き表示が実現できます。
別の方法:Kindleの縦書き表示を直接設定する
Calibreを使わずに、直接Kindleに送信したファイルを縦書き表示する方法もあります。Kindle Paperwhiteの設定メニューで、表示オプションを変更することができます。
設定の手順は以下の通りです。
- Kindleで書籍を開く – Kindle Paperwhiteで書籍を開いたら、画面上部をタップして設定メニューを表示します。
- 表示設定を変更 – 「表示設定」のメニューから「レイアウト」を選び、縦書きを選択します。これで、テキストの向きが縦に変更されます。
- フォントや余白を調整 – さらに細かい設定が必要な場合は、フォントや余白なども調整して、読みやすさを向上させます。
まとめ:最適な方法を選んで快適な読書を
Kindle Paperwhite 2024で青空文庫のtxt形式を縦書きで読みたい場合、Calibreを使ってEPUB形式に変換する方法が最も簡単で確実です。縦書き表示の設定をきちんと行い、Send to Kindleを使用して転送すれば、理想的な形で読書を楽しむことができます。
もしCalibreを使いたくない場合でも、Kindle Paperwhiteの設定メニューで縦書きに変更することができます。自分の読みやすいスタイルに合わせて、最適な方法を選んでください。
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