主人公が登場しない回が多いギャグ漫画のおすすめタイトル

全般

「ヤニねこ」のように、主人公がメインタイトルに入っているにもかかわらず、その回にほとんど登場しないギャグ漫画は実は結構あります。そうした作品では、ユニークなキャラクターや斬新なストーリー展開が魅力となり、主人公が登場しない回でも十分に楽しめるのが特徴です。この記事では、そんなギャグ漫画をいくつか紹介し、なぜ主人公が登場しない回が多くても面白いのかを掘り下げます。

1. 「うる星やつら」高橋留美子

「うる星やつら」は、タイトルに登場する「ラムちゃん」が中心に描かれることが多い一方で、主人公の「諸星あたる」は他のキャラクターと同じようにギャグの一部に過ぎないこともしばしばです。この作品は、個性豊かなキャラクターたちの奇想天外なエピソードが展開され、あたるが中心ではなくとも物語が成り立つ点がユニークです。

実際、うる星やつらの多くのエピソードでは、あたるの登場は少なく、ラムちゃんや他のキャラクターがメインとなる回も多く、ギャグとしては成立しています。これにより、物語はあたるに依存せず、幅広いキャラクターによって展開される魅力があります。

2. 「ボボボーボ・ボーボボ」澤井啓夫

「ボボボーボ・ボーボボ」は、奇抜なキャラクターと独特の世界観で知られるギャグ漫画です。主人公ボーボボ自体が全く意味不明な行動をするキャラクターですが、時にはその主人公の登場が少ない回もあります。代わりに、登場するのは彼の仲間たちであり、そのキャラクター同士の掛け合いやストーリーが進行します。

この作品では、ボーボボの存在がギャグの中で重要でありながらも、主人公が中心でない回があっても問題なく物語が進む点が面白いポイントです。多くの登場キャラクターによって物語が進行するため、ボーボボに依存することなく十分に楽しめます。

3. 「銀魂」空知英秋

「銀魂」もまた、主人公の坂田銀時が登場しない回が多く存在するギャグ漫画です。銀魂の魅力の一つは、銀時以外のキャラクターがメインになる回が多い点であり、その際も物語はギャグとしてしっかりと成立します。

例えば、志村新八や神楽など、銀魂の仲間たちが主役となる回も数多く存在し、それぞれのキャラクターの魅力が引き出されています。銀魂は多くのキャラクターがしっかりと個性を持っており、誰がメインでもギャグがしっかりと成立するため、主人公の銀時が登場しなくても物語は十分に面白いです。

4. 「あたしンち」けらえいこ

「あたしンち」は、家族をテーマにしたギャグ漫画で、主人公は確かに家族の一員ですが、物語のメインはしばしば家族の一員である母や父、さらには近所の人々に焦点が当たります。この作品では、家族の誰がメインであっても、ギャグとして楽しむことができます。

特に、日常の中で繰り広げられる些細な出来事に焦点を当てているため、主人公が登場しなくても物語の進行が面白く、読者は常に楽しめます。あたしンちの魅力は、ギャグの中にある共感や人間味です。

まとめ

ギャグ漫画の中には、主人公が登場しない回でもしっかりと物語が成り立つ作品が多くあります。これらの作品では、ユニークなキャラクターたちが物語を引っ張り、ギャグの面白さを提供しています。特に、キャラクター同士の掛け合いや、個々のキャラクターがメインの回が多い作品が多く、主人公が登場しなくても問題なく楽しめる点が特徴です。

「うる星やつら」や「ボボボーボ・ボーボボ」、「銀魂」、「あたしンち」などは、ギャグ漫画の王道として、主人公不在でも物語を楽しめる作品です。これらを楽しみたい方は、ぜひチェックしてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました