「これは○○」「これは○○の○○」「これは○○の○○の○○…」というように、前の文章に新しい言葉を付け加えながら物語がどんどん長くなっていく絵本を、小学校の授業で読んだ記憶がある方は少なくありません。また、その形式を真似して自分だけの絵本を作る授業が行われることもあり、印象に残っている人も多いようです。この記事では、このような作品の特徴や代表的な絵本、国語教材との関係について解説します。
この形式の絵本は「累積型(るいせきがた)」と呼ばれる
前の文章に新しい要素を積み重ねながら話が進んでいく形式は、「累積型絵本」や「積み上げ話」と呼ばれています。
例えば、「これは○○」「これは○○の△△」「これは○○の△△の□□」というように、物語が連鎖的につながっていくのが特徴です。
子どもが文章の構造を理解しやすく、自分でも物語を作りやすいため、国語教育でもよく活用されています。
小学校の教科書で使われた代表的な作品
この形式の作品は複数存在するため、「これだ」と特定するのは難しい場合があります。
代表的な累積型絵本には次のようなものがあります。
| 作品 | 特徴 |
|---|---|
| これはのみのぴこ | 「これは○○」の形式で言葉がどんどん増えていく。 |
| つみあげうた系の絵本 | 前の内容を積み重ねながら物語が展開する。 |
| イギリスのマザーグース由来の絵本 | 繰り返しと積み重ねを特徴とする作品が多い。 |
特に「これはのみのぴこ」は国語教材として採用された地域もあり、授業で絵本作りを行った思い出と結びついている可能性があります。
なぜ授業で絵本作りをしたのか
累積型のお話は、文章の構造を理解しやすく、創作活動につなげやすい教材です。
例えば、「これはぼくのえんぴつ」「これはぼくのえんぴつでかいたえ」といった具合に、自分の好きなものをつなげて物語を作ることができます。
実際に国語の授業では、読んだ作品を参考にしてオリジナル絵本を制作する活動が行われることがあります。
教科書によって掲載作品は違う
小学校の国語教科書は出版社によって採用作品が異なります。
また、同じ出版社でも年度によって掲載作品が変更されることがあります。
そのため、「小学校で読んだ累積型のお話」といっても、地域や学年によって思い浮かぶ作品が違う場合があります。
思い出の作品を探す方法
もし元になった作品を探したい場合は、当時使用していた教科書会社や学年を思い出してみると手がかりになるかもしれません。
また、「累積型絵本」「これはのみのぴこ」「国語 教科書 絵本」などのキーワードで調べると、似た作品が見つかる可能性があります。
図書館で昔の教科書や絵本を閲覧してみるのも有効な方法です。
まとめ
「これは○○の○○…」と文章が積み重なっていくお話は、累積型絵本や積み上げ話と呼ばれる形式で、多くの絵本や国語教材に採用されています。
特に「これはのみのぴこ」をはじめとする累積型の作品は、小学校の授業で読まれたり、それを手本にオリジナル絵本を作る活動が行われたりしてきました。
当時の教科書や地域によって元になった作品は異なる可能性がありますが、累積型絵本の世界を改めて探してみると、懐かしい思い出と再会できるかもしれません。


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