「なろう」や「カクヨム」などで連載している小説が駄作化してしまい、展開が自分で納得できなくなったとき、どうすべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?特に公開してしまった作品の内容に不安を抱えたまま進めるのは精神的にも辛いものです。この記事では、そんな状況に直面した時にどう対処すべきかを考えていきます。
1. エタる vs 書き切る:どちらが良いか
まず最初に、エタる(連載を停止する)か、書き切るかという選択に迫られた場合、それぞれのメリットとデメリットを考えてみましょう。
「エタる」選択肢は、書いている途中で心が折れてしまったり、作品が思うように進まない場合に選ばれることがあります。この場合、書き続けるストレスを軽減するためには一度完結させずに放棄するのも一つの方法です。ただし、読者からの反応を見て、「最後までやり切った方が良かった」と後悔する可能性もあります。
2. 書き切ることの重要性
一方で、「書き切る」選択肢には、いくつかの重要なポイントがあります。自分が途中で作品を放棄することで、読者の期待を裏切り、作品の評価が落ちてしまう可能性があります。特に連載している小説では、続きが気になっている読者も多いため、最後まで完結させることに意味があります。
また、物語が完結することで、ストーリーに一区切りがつき、自己満足や達成感を得られることも大きなメリットです。最終的に駄作だと感じたとしても、完成させることで得られる経験値は他の作品に生かせるかもしれません。
3. 作品を改善しながら進める方法
駄作化したと感じている作品をそのまま進めるのは辛いかもしれませんが、途中で展開を修正することは可能です。物語の中で登場人物の行動や事件の流れを見直し、改めて納得できる展開に持っていく方法もあります。
具体的には、今まで書いた内容を一部修正したり、新しい要素を加えたりすることで、ストーリーをより魅力的にすることができるかもしれません。特に、長期的な連載であれば、物語の途中でキャラクターの成長や世界観の変化を取り入れることで、物語に新たな命を吹き込むことができます。
4. 読者の意見を参考にする
「なろう」や「カクヨム」では、コメントや評価がつくので、それらを参考にするのも一つの手です。読者がどの部分に感動したのか、どの部分が面白かったのかを知ることで、自分が納得いかない部分を改善するためのヒントが得られることがあります。
読者のフィードバックを得て、物語を少しでも改善できる点があれば、それを踏まえて次回以降の投稿に反映させることで、読者との信頼関係を築くことができるかもしれません。
5. まとめ:自分のペースで楽しむことが大切
最終的には、作品をエタるか書き切るかは、作者自身のペースや感情に合わせて選ぶべきです。もしストーリーが駄作化していると感じているなら、無理に続ける必要はありません。心の中で納得できる形を選び、次に進むことも一つの方法です。
ただし、書き続けることで新たな発見があるかもしれませんし、読者に対して責任を持って物語を終わらせることで、達成感を得られることもあります。最終的には、あなた自身が楽しみながら創作を進めることが一番大切です。
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