聖なる“誰もが覚えている一場面”の絵本探し:脱獄シーン×おにぎり×砂という記憶の手がかりを辿る

全般

子ども時代に友人と一緒に読んだ「おにぎり+砂か何かを混ぜて乾かして硬くなったものを使って鉄格子を切って脱獄する」という強い記憶。その作品名が思い出せず、ふたりで「もしかしてかいけつゾロリとつかまったゾロリ?」と話していても確証が持てない――そんな絵本探しをしている方へ、本記事では記憶の手がかりを整理しながら、作品特定のヒントをお伝えします。

記憶の“手がかり”を整理する

まず、覚えている内容を整理してみましょう。おにぎり+砂を混ぜて乾かすという「自作道具」のような行為、鉄格子を切って脱獄という“劇的な逃走”のシーン、そして“ふたり揃って記憶している絵本”という状況。

こうしたキーワードから、①絵本・読み物レベル、②脱獄シーンを含むストーリー、③調理/創作的な要素のある場面、という条件を想定します。記憶の断片を具体化することで、特定が近づります。

“脱獄×おにぎり”というユニークな組み合わせの可能性と限界

脱獄というテーマが出てくる絵本・児童読み物は少なく、さらに“おにぎり+砂を固めて道具にする”という設定は非常に稀です。たとえば、かいけつゾロリ つかまる!!では刑務所の檻を脱出するエピソードがありますが、作中に「おにぎり+砂」という道具化の描写は確認されていません。[参照]

そのため、記憶している作品が“絵本”というよりは児童文庫・読み物書籍の可能性も含めて探すのが現実的です。また、地域限定出版・同人出版・古い雑誌掲載作品の可能性もゼロではありません。

作品探しのための実践的アプローチ

以下の方法を使って、絵本探しを進めることができます。

  • キーワード検索:「おにぎり」「脱獄」「砂を混ぜる」「鉄格子」「子ども読み物」などのワードを書籍検索サイトや図書館データベースで試す。
  • 図書館/書店での閲覧:児童書/絵本コーナーでフィルタリングして「脱獄」「監獄」「脱出」というテーマのタイトルを探す。
  • SNS・フォーラム活用:同じような記憶を持つ方が質問している掲示板やSNS(例:Twitter X、YouTubeコメント欄)に投稿して、“記憶の一致”を探す。

例えば、「脱獄絵本 おにぎり」でSNS検索すると、読書好きユーザーが過去作品を挙げている可能性があります。また、書影・あらすじの書籍紹介サイトを手掛かりに『鉄格子・脱出』というテーマで絞ると、記憶に近い作品にたどり着くこともあります。

よくある記憶の錯覚・間違いも検証

記憶が正しくても作品では“描写が少ない”“表現が異なる”ため「これはあの作品だ!」と断定してしまうのは危険です。例えば、登場人物が「おにぎり」と言っていても実際には「丸めたパン」「バター付きクッキー」だった…ということもあります。

また、友人と共有した記憶なので「ふたりの記憶が混ざって別の作品になっている」可能性もあります。たとえば、ゾロリの脱獄エピソードと、おにぎりを使った別話の記憶を重ねてしまっているケースです。

作品未特定の場合の次のステップ

もし書名がどうしても出てこない場合は、以下の追加アプローチを検討してみましょう。

  • 地域の古書店・リサイクルブックショップに「脱出」「監獄」「逃走」をテーマにした児童書を探してもらう。
  • 図書館への“テーマブックリクエスト”として「脱獄を扱った児童書・絵本」を問い合わせ、蔵書データベースを調べてもらう。
  • “読む予定だった作品リスト”を友人と整理して、当時の貸し出し記録や学校/図書室の棚挙げを振り返る。

まとめ

「おにぎりと砂を混ぜて鉄格子を切って脱獄する」という記憶の作品は、非常にユニークであるため確定的なタイトルが挙がっていないものの、絞り込むためのヒントとアプローチは多数存在します。記憶のキーワードを整理し、検索・閲覧・質問という手順を踏むことで“あの1シーン”を再び見つけられる可能性が高まります。

もし「これは!」と思える情報を見つけたら、ぜひ貸出・検索をして確認してみてください。気になる絵本探しが成功することを願っています。

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