30年以上前に読んだ洋書の絵本や漫画風の本を探している方は多くいます。特に、モノクロのコマ割り構成で文字のない作品は記憶に残りやすく、クリスマスや小人(ニッセやトムテ風)が登場する幻想的な内容は世代を超えて人気があります。
文字なし絵本(ワードレスブック)の特徴
ワードレスブックとは、文字をほとんど使わずに絵だけで物語を展開するスタイルの本です。コマ割りがある作品は、漫画のようにストーリーを追いやすく、小さな子どもから大人まで楽しめます。特に海外では、70〜80年代を中心に多くのワードレスブックが刊行されていました。
小人やニッセが登場する本の傾向
北欧や西欧の民話をモチーフにした絵本では、小人(トムテやニッセ)がよく登場します。彼らは雪の森やクリスマスの情景と相性がよく、クリスマスツリーや流れ星などと組み合わせた幻想的な表現が多く見られます。30年以上前の本にも、そうした雰囲気を持つ作品が多数存在します。
探している作品に近い事例
過去に出版された有名な文字なし絵本として、レイモンド・ブリッグズの『スノーマン』や、リューベン&イングリッド・フイヘン夫妻の『ノーム』などが知られています。ただし、これらは質問にある条件から外れているため、別の作家によるニッチな作品の可能性が高いでしょう。
例えば、70〜80年代に北欧やドイツの出版社から刊行されたクリスマス絵本や、アメリカの独立系作家によるモノクロ作品が候補に挙げられます。オークションサイトや古書検索サービスで「wordless picture book」「gnome」「Christmas」「black and white comic style」といったキーワードを組み合わせて探すと見つかることがあります。
探し方のコツ
- 古書検索サイト(AbeBooks、Alibrisなど)を利用する
- 国内外の古本屋や絵本専門店に問い合わせる
- SNSや掲示板で「絵本探しています」と呼びかける
- 国立国会図書館の蔵書検索で「洋書 絵本 ワードレス」などを試す
特に海外のコレクターや絵本ファンが集まるフォーラムでは、タイトルが分からなくても特徴を伝えることで情報を得られる場合があります。
まとめ
「全ページモノクロ」「小人やニッセ」「流れ星やクリスマスツリー」という要素を持つ文字なし洋書は、70〜80年代に発行された北欧や欧米の作品である可能性が高いです。時間はかかるかもしれませんが、古書検索や専門家への問い合わせを続けることで、探している一冊に再会できる可能性があります。
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