お気に入りのページだけを切り抜いて保存したいけれど、雑誌の解体方法がわからない方へ。特に「花とゆめ」や「マーガレット」などの無線綴じの雑誌を、ページを傷つけずに綺麗に解体する方法をご紹介します。
無線綴じ雑誌の解体方法
無線綴じとは、針金や糸を使わずに背表紙部分を糊で固めて製本された方法です。このタイプの雑誌を解体するには、糊を溶かす必要があります。
アイロンを使った解体方法
アイロンを使用することで、無線綴じの糊を効率的に溶かし、ページを切り離すことができます。以下の手順で行ってください。
- 準備するもの:アイロン(ドライ設定)、タオル、当て布
- 手順:
- 雑誌の背表紙部分に当て布を置き、その上からアイロンをかけます。
- アイロンを上下に動かしながら、糊が溶けるまで温めます。
- 糊が溶けたら、ページを丁寧に切り離します。
アイロンを使用する際は、糊が溶けた後にすぐにページを切り離すことが重要です。時間が経つと糊が再度固まってしまうため、素早く作業を行いましょう。
ドライヤーを使った解体方法
ドライヤーを使用する場合、アイロンよりも時間がかかりますが、以下の手順で解体が可能です。
- 準備するもの:ドライヤー(温風設定)、タオル
- 手順:
- 雑誌の背表紙部分にタオルを敷き、その上からドライヤーの温風を当てます。
- 糊が溶けるまで温めたら、ページを切り離します。
ドライヤーを使用する際は、糊が完全に溶けるまで温めることが必要です。時間がかかるため、根気強く作業を行いましょう。
背表紙を綺麗に残す方法
背表紙を綺麗に残すためには、以下の方法があります。
- カッターを使用:背表紙部分をカッターで慎重に切り取ります。切り取る際は、定規を使って真っ直ぐに切ることが重要です。
- アイロンで糊を溶かす:アイロンを使用して背表紙の糊を溶かし、ページを切り離します。糊が溶けたら、背表紙を丁寧に取り扱いながら作業を進めます。
背表紙を残す際は、作業中に糊が他のページに付着しないよう注意が必要です。糊が付着した場合は、すぐに拭き取るようにしましょう。
まとめ
雑誌の解体方法には、アイロンやドライヤーを使用する方法があります。どちらの方法も、糊を溶かしてページを切り離すことが基本です。背表紙を綺麗に残すためには、カッターやアイロンを使用して慎重に作業を行いましょう。作業中は、糊が他のページに付着しないよう注意し、必要に応じて拭き取るようにしましょう。


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