楽天Koboを使い始めた方の中には、スマホアプリで「お気に入り」に登録した本が、電子書籍リーダーのKobo端末に反映されず戸惑うことがあります。特にKobo Claraシリーズを購入したばかりだと、スマホと端末の挙動の違いに疑問を持つ方も多いでしょう。この記事では、Kobo端末とアプリの「お気に入り」機能の違いや同期方法について解説します。
KoboアプリとKobo端末の「お気に入り」の違い
スマホのKoboアプリでは、本を購入前に「お気に入り」や「気になる本」として登録することができます。これは楽天ブックスのオンラインストアと連動しており、購入の参考や後で見返すためのリストです。
一方で、Kobo電子書籍リーダー端末に表示される「気になる本」や「マイライブラリ」は、基本的に購入済みの本や端末にダウンロードした書籍が対象です。そのため、アプリで「お気に入り」に登録しただけでは端末には反映されません。
お気に入りをKobo端末に反映させるには
お気に入りリストをそのまま端末に表示させる方法は現時点ではありません。ただし、端末で表示させたい場合は次のような方法があります。
- お気に入り登録した本を購入する
- 購入後、Kobo端末をWi-Fi接続して同期する
- 購入済みの本が「マイライブラリ」に反映される
つまり、端末側は「購入前のリスト」ではなく「購入済みの書籍」を管理する仕組みになっているのです。
Kobo端末とアプリの連携のコツ
Koboアプリでお気に入り管理をしておき、購入する際にアプリやブラウザから決済を行う。そしてその後に端末を同期することで、スムーズに読みたい本をKobo Claraなどのリーダーで楽しむことができます。
また、端末側では「コレクション機能」を活用することで、購入済みの書籍を自分なりにジャンルや気分ごとに整理できます。お気に入りリストの代わりに、このコレクションを使うと快適に本を管理できるでしょう。
実際の利用例
例えば、スマホのKoboアプリで「歴史小説」や「ビジネス書」をお気に入りに入れておき、後でまとめて購入。その後Kobo ClaraをWi-Fiに接続して同期すると、購入した書籍だけが自動的に端末に追加されます。端末ではそれらを「新着」として確認できるので、スムーズに読書を始められるという流れです。
まとめ
Koboアプリの「お気に入り」とKobo端末の「気になる本」は、同じように見えても別の仕組みで動いています。端末に反映させたい場合は購入後に同期が必要です。普段はアプリで気になる本を管理し、端末は「読む場所」として割り切るとより快適に使いこなせるでしょう。
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