Kindle出版をWordから行う際に、目次の設定やページ番号の扱い方についての疑問を解消しましょう。特に、目次の大見出しや小見出しに番号を付けてもよいのか、またページ番号の意味がどう変わるのかについて詳しく解説します。
1. 目次の設定と番号の付け方
Kindle出版において、目次は非常に重要な役割を果たします。目次の大見出しや小見出しに番号を付けることは問題ありません。むしろ、読者にとって内容が整理され、スムーズに本書の構造を理解できるため有益です。ただし、目次の番号付けは、特にWordファイルで適切に設定する必要があります。
具体的には、Wordで目次を作成する際に、「スタイル」機能を活用して、見出しごとに「見出し1」や「見出し2」などを設定し、その後自動的に目次を生成できます。この際、番号をつけるオプションも選択できます。
2. ページ番号の設定について
Kindle出版でページ番号を外すことは、基本的に推奨されます。これは、電子書籍はタブレットやスマートフォンなどで拡大・縮小して読むことが多いため、ページ番号が意味を持たないからです。電子書籍ではページ番号が変動する可能性があるため、物理的な本とは異なり、ページ番号を気にする必要はありません。
そのため、ページ番号を外すことにより、読者がより快適に読書を進められるようになります。ページ番号を非表示にする方法は、Wordで「ページ番号」設定から「ページ番号を表示しない」に変更することができます。
3. Kindle出版のためのファイル作成手順
Kindle出版において、Wordから直接ファイルをアップロードすることができますが、ファイルを適切にフォーマットすることが重要です。以下の手順で、正しい形式に整えることができます。
- 目次の作成には「スタイル」機能を使用する
- 大見出し・小見出しに番号をつける場合、番号付きリストを使用する
- ページ番号は表示しない設定にする
- 電子書籍の目次や本文が読みやすいレイアウトにする
4. 参考リンク
Kindle Direct Publishing(KDP)を利用した書籍の作り方について、さらに詳しく知りたい方は、以下の公式ガイドをご覧ください。
まとめ
Kindle出版における目次設定やページ番号の取り扱いについて、基本的なポイントを押さえておくことが重要です。目次に番号をつけるのは問題なく、ページ番号は表示しない設定が望ましいです。Wordで正しくフォーマットして、電子書籍をより読みやすくすることができます。
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