アニメ化されたライトノベルの中には、放送後に原作の刊行が途絶えてしまった作品がいくつか存在します。今回は、そのような作品を紹介し、未完の名作として語り継がれる理由や、続刊を待ち望む読者の声についても触れていきます。
『ノーゲーム・ノーライフ』
『ノーゲーム・ノーライフ』は、天才ゲーマー兄妹が異世界で繰り広げる頭脳戦を描いた人気ライトノベルです。2014年にアニメ化され、劇場版『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』も公開されました。しかし、原作小説は現在も未完のままで、最新刊は2018年に発売された第10巻です。原作者の榎宮祐先生は体調不良により執筆が遅れており、ファンからは続刊を待ち望む声が多く上がっています。
『紅』
『紅』は、異能力を持つ少年が活躍するバトルアクション作品で、アニメ化もされました。原作小説は2006年に第1巻が発売され、その後も刊行が続いていましたが、2010年以降、新刊の発売が途絶えています。作者の体調不良や執筆ペースの遅さが原因とされていますが、続刊を待つ読者の期待は高いままです。
『六花の勇者』
『六花の勇者』は、異世界で選ばれし者たちが繰り広げる冒険譚で、アニメ化もされました。原作小説は2010年に第1巻が発売され、その後も刊行が続いていましたが、2015年以降、新刊の発売が途絶えています。作者の体調不良や執筆ペースの遅さが原因とされていますが、続刊を待つ読者の期待は高いままです。
『IS〈インフィニット・ストラトス〉』
『IS〈インフィニット・ストラトス〉』は、女性しか操縦できない巨大ロボットを巡るバトルを描いた作品で、アニメ化もされました。原作小説は2010年に第1巻が発売され、その後も刊行が続いていましたが、2013年以降、新刊の発売が途絶えています。作者の体調不良や執筆ペースの遅さが原因とされていますが、続刊を待つ読者の期待は高いままです。
『風の白猿神』
『風の白猿神』は、1995年の第6回富士見ファンタジア大賞受賞作で、今なお語り草となるほどの傑作です。しかし、1巻のみで以後20年以上にわたって続刊が発売されていません。著者は公立高校の国語教師で、副業禁止のため、商業デビューが職場に知られた結果、作家としての道を断念したのではないかという推測もなされています。
まとめ
アニメ化されたライトノベルの中には、原作の刊行が途絶えてしまった作品がいくつか存在します。これらの作品は、未完の名作として語り継がれ、続刊を待ち望む読者の期待を集めています。今後、これらの作品が再開されることを願う声は多く、ライトノベル業界の動向にも注目が集まっています。
コメント